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Author:Hiro
 2010年3月31日にイギリスに到着。4月頭からロンドンのウッドサイドパークに家族4人で暮らしています。
 住んでいる人には当たり前でも、初めての人にはわからないことだらけ・・・私の知らない誰かのお役に立つことがあれば幸いです。

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原因は違えど

日本に地震と津波が襲い掛かって、大きな被害が出てから
小学校でいろんな方に声をかけていただきました。

特に印象的だったのは地震直後に交わした、イラクの女性Nさんとの会話。

彼女は小学校で開かれている
ファミリーリテラシー( Familiy Literacy )のクラスで一緒です。

N「日本の津波はひどかったわね。あなたの家族は大丈夫なの?」

私「はい。私の家族は日本の西側に住んでいます。だから家族はみんな大丈夫です」

N「そう、それはよかったわね。あなたは予定通り日本に帰れるの?」

私「はい。私が帰るのは大阪です。大阪も日本の西側です」

N「被害のあったところは、どのくらい回復しているの?電気は使えるの?」

私「東北地方はまだ電気が使えないところがあります。東京も完全ではありません。
  一日に数時間ずつ停電するところがあるようです。」

N「電力が足らないと、そういうことになるのね。私の国でも、戦争の後は電気が不便だったわ。
  3時間電気が使えたら、次の3時間は停電。それの繰り返し。
  何をするにも不便だったわ。
  日本の停電は戦争が原因ではないけど、起こっていることは一緒ね。
  早く全てが回復するといいわね。」


彼女の年齢は知りませんが、おそらく私と同じくらいと思われます。

イラクという国は私にとっては非常になじみが薄く
どんな人がどんな暮らしをしているのか、ほとんど知りません。
Nさんの言った「戦争」がいつの戦争なのかもわかりません。
それは私がイラクについて、全く興味を持っていなかったからです。

イラク女性Nさんにとって、日本はどんな国なのでしょうか?
おそらく、遠く離れた小さな島国のひとつでしかないかもしれません。
中国、韓国、日本・・どこがどこだっけ?という程度かもしれません。
それを聞いてみたかったけど、授業に入ったので、聞けずじまいでした。

私と、ほぼ同世代と思われる彼女が戦争を経験していることが
非常に衝撃的でした。
日本に生まれ育った私にとって、戦争とは過去のものでした。

世界のどこかで戦争が起こっているときに、現地では普通に生活したい普通の人が
危険にさらされたり、不便な生活を強いられたりしているということを知ってはいたけれども、
それはニュースとして、情報として知っているだけだったように思います。
その方たちを気の毒に思う気持ちがあっても、やはりどこか他人事だったように思います。

Nさんは日本の津波の被害をニュースで見て、
すぐに自分の戦争体験、危険だったり、不便だったりした生活を
思い出されたのでしょう。
もちろんそれは彼女だけじゃなく、戦争や自然災害の被害にあった方々は誰もが
日本の被災者の恐怖、不安、苦労を一瞬にして理解されたのかなと思いました。



この1年のロンドン生活で、世界にはいろんな国があって
いろんな人が住んでいるんだということを
肌で感じることができました。

もちろん、今までも、それはわかっていたけど
実際にいろんな人と話をしたり、旅行であちこちを訪れたりすることで、
今までとは違った見方になったと思います。

日本に帰ってから、世界のニュースを見るたびに
よくしてくれた人たちのことや、訪れた場所を思い出すのかな?と思います。

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2011-03-22(Tue) 02:25| こぼれ話| トラックバック 0| コメント 6

コメント

電気

サザエさん今日は。
イラクではまだまだ国内が落ち着いた無いので
今でも停電しているのではないでしょうか??
実体験からのお話はリアルですね。

停電は戦争のときや貧しい国で起こりますが
今日本でも同じ減少が起きていてそれも東京が・・・不思議な気がします。
一極集中と文明の利器に頼りすぎたのが原因かもしれません。
サザエさんが言われるように少し不便でも安全の国を目指すべきですね。
1年のロンドン生活で国際人にられ世界が広がったようですばらしいことだと思いました。

2011-03-22(Tue) 06:52 | URL | まよこ #-[ 編集]

>まよこさん

こんにちは
イラクは今でも停電??
どうでしょう、それもわかりません。
今まで世界の出来事に、いかに無関心だったかを
思い知らされました。

日本でも、停電が起こるというのは不思議ですね。
便利さを追求した余りの結果だと思います。
震災を機会に誰もが生活を見直す必要がありますね。

2011-03-22(Tue) 08:21 | URL | Hiro #3un.pJ2M[ 編集]

おひさしぶりです。

こんにちは。

私もいろんな人に声をかけて頂きました。

原発で命がけで作業してくれている方々、そのご家族の方々をおもうと、”想定外だった”なんて言葉で片付けてはいけないですよね。
老朽化した施設を使い続けていたというのも天災とばかりと
もいえない気がします。
なにとぞ送電がうまくいくように願っております。

2011-03-22(Tue) 10:26 | URL | えびサブレ #-[ 編集]

>えびサブレさん

こんにちは
自然災害のせいだけではなく
管理の甘さが引き起こした部分はありますよね。
日本人は変に地震なれしているのかもしれないと思います。
現場の作業者の方には
感謝の気持ちしかありません。
全てがうまく行きますようにと
祈るばかりですね。

2011-03-22(Tue) 12:05 | URL | Hiro #3un.pJ2M[ 編集]

<<戦争や自然災害の被害にあった方々は誰もが
日本の被災者の恐怖、不安、苦労を一瞬にして理解されたのかなと思いました。>>

まったくその通りですね。。
人の痛みがわかるというのは、自分の中に同じ痛みがあるからこそ。

私は福島原発ができるときに地元の人達が反対していたことが記憶にあります。そのときに、原発の近くで暮らさなければならないなんて、どんなに恐ろしいことだろうと思いました。それなのに、自分は電気を使い放題だったわけです。私の暮らしも矛盾だらけです。

話がずれそうですが、先日ハイゲートセメトリーに行きました。カールマルクスの墓地がありました。カールマルクスは思想家として世界に大きな影響を与えましたが、あの思想は、人間の欲さえなければ理想的な思想だと言う人がいます。
私は人間の欲について考えさせられています。

2011-03-22(Tue) 23:53 | URL | koko #-[ 編集]

>kokoさん

こんにちは
自分の中に同じ痛みがあると
共感度はぐっと上昇しますね。
心から心配していただいたことに非常に感動しました。

イギリスは日本と比べて、電気を余り使っていない印象がありましたが
夜に飛行機でロンドンに帰ってくると、
明かりの多さとその規模の大きさに驚かされます。
暗ければいいというものではないけど
電気の使い方は考えるべきでしょうね。

現在日本で放送中の仮面ライダーオーズは
人間の欲がテーマになっています。
怪人の名前はグリード( Greed )です。
欲望が人を動かす、でも欲望には
いい欲望と悪い欲望があって・・・など
子どもは気づいていないだろうけど
大人は時々う~んと考えさせられます。

2011-03-24(Thu) 12:05 | URL | Hiro #3un.pJ2M[ 編集]

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